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自民党・安倍派の政治資金を巡る事件で松野博一前官房長官について、検察審査会は不起訴処分とした東京地検の判断を「相当」と議決しました。
松野前官房長官や事務担当者らは政治団体の収支報告書に939万円を記載しなかったとして刑事告発されていました。
東京地検特捜部は去年12月、不起訴処分としましたが、大学教授が今年3月、検察審査会に審査を申し立てていました。
検察審査会は今月10日付で「不起訴相当」と議決しました。
秘書らについても不起訴は「相当」としました。
理由について「不起訴処分の裁定を覆すに足りる事由がない」などと指摘しています。
再び審査を求めることはできないため、捜査はこれで終わることになります。
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