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WHO(世界保健機関)は日本の風疹について、国内に定着したウイルスによる感染が3年間確認されていないことから「排除状態」にあると認定しました。
風疹は妊娠中に感染すると赤ちゃんに生まれつき障害が出る恐れがある感染症です。
日本では2013年に約1万4000人、2018年と2019年には合わせて約5000人が感染するなど流行を繰り返し、政府は過去に予防接種を受ける機会がなかった男性へのワクチン接種など対策を進めていました。
WHOは今月26日、日本国内に定着したウイルスによる感染が3年間確認されていないことなどから風疹の「排除」を認定しました。
厚生労働省は「排除状態を維持するため引き続きワクチン接種の推進などを進めていく」としています。
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