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長野県塩尻市で2021年に妻を殺害した罪に問われた元県議の男の控訴審で東京高裁は懲役19年とした1審を支持し、控訴を退けました。
元長野県議の丸山大輔被告(51)は2021年、塩尻市の酒造会社の事務所兼自宅で妻の希美さん(当時47)の首を絞めて殺害した罪に問われています。
1審の長野地裁は懲役19年の判決を言い渡しましたが、丸山被告側は控訴し、無罪を主張していました。
今月1日の判決で東京高裁は「丸山被告が犯人であるとした1審判決の事実認定に誤りはない」として、懲役19年とした1審判決を支持し、丸山被告側の控訴を退けました。
これまでの控訴審で丸山被告の弁護人は「丸山被告が犯行を計画することはあり得ず、犯行の計画や準備を行った証拠は存在しない」「被告が犯人だとする仮説を出発点にして犯人と認定している」などと指摘し、1審判決には事実誤認があると主張していました。
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