社会

サタデーステーション

2025年10月4日 22:30

散歩中に背後から襲撃、ハンターへ“逆襲”も…各地でクマ人身被害相次ぐ

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4日も各地で人がクマに襲われる被害が相次いでいます。青森では、散歩をしていた人が背後から、北海道では、ハンターが襲われました。(サタデーステーション10月4日OA)

■各地でクマが出没 人を襲う被害も相次ぐ

4日の午前4時半ごろ、青森県田舎館村で70代の男性が田んぼのあぜ道を散歩中、背後からクマに襲われました。首や背中などを引っ掛かれましたが命に別状はないということです。
また4日の午前10時すぎ、北海道・小樽市では、山道でハンターの男性2人が罠に掛かったクマを駆除しようとしたところ、罠が外れ、襲われました。クマの体長は1m80cmのオスで、その後、ハンターによって駆除されたということです。

■キノコ狩りの最中に…クマ襲撃か 不明女性の捜索続く

新田智紀リポート(4日 宮城・栗原市)
「行方不明になっている女性の捜索が行われています」

3日、宮城県・栗原市の山でキノコ狩りをしていた70代女性が行方不明に…クマに襲われたとみられています。一緒に山に入った75歳の女性は血を流して倒れているのが見つかり、死亡が確認されています。死因は失血死だということです。4日、栗原市は「クマの出没に注意」の看板を設置。

登山者(4日 宮城・栗原市)
「これ(鈴)が対策になるかどうか分からないですがあとはラジオを持ったりとか、笛を吹いてピーとか」

長野県・大鹿村でも2日、キノコ狩りのため山に入り、行方不明にとなっていた78歳の男性が遺体で発見されています。宮城と長野で死亡した2人が、クマの被害と特定されれば、今年度のクマによる死者は過去最多の7人となる見込みです。

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