遊覧船が岸壁に衝突 15人けが 静岡・沼津港

　静岡県沼津市の沼津港で遊覧船が岸壁に衝突し、15人がけがをしました。

　5日午後3時半ごろ、沼津市で遊覧船の乗客から「船内にいた男性が階段から落ちた」と消防に通報がありました。

　海上保安部などによりますと、事故を起こしたのは沼津港に出入港する遊覧船「ちどり」で、入港する際、何らかの原因で乗り場付近の岸壁に衝突したということです。

　遊覧船には子ども5人を含む乗員乗客合わせて40人がいて、この事故で15人がけがをしています。

　けがをした人はいずれも命に別条ないということです。

　「ちどり」は全長23.9メートル、総トン数122トンで、この事故の影響か船首がへこんだ痕が見られます。

　海上保安部などが事故の状況を詳しく調べています。