社会

2025年10月6日 12:06

田園都市線の再開めど立たず 列車衝突事故の現地調査開始

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 東急田園都市線で列車同士が衝突し脱線した事故で、国の運輸安全委員会が派遣した事故調査官が6日午前、現場に到着し、調査を始めました。

 (社会部・淺田和香記者報告)
 衝突した車両付近には、オレンジ色のビブスを着た作業員が運転席に入ったり車両の下をのぞき込んだりと、6日朝6時半ごろから調査をはじめています。

 6日午前、運輸安全委員会の事故調査官らが現場に到着しました。

 作業員と合流し、原因の調査を進めています。

 5日午後11時すぎ、田園都市線の梶が谷駅に向かう上りの普通列車が停車していた回送列車に衝突しました。

 田園都市線は、現在も上下線ともに渋谷駅から鷺沼駅の間で運転を見合わせていて、東急電鉄は「復旧には長時間を要し、運転のめどは立っていない」としています。

 運輸安全委員会によりますと、衝突された回送列車の運転士は見習い期間中だったということです。

 現在、事故に至った原因を調べています。

 現地での調査が終われば、運転再開に向けて事故車両を動かせるようになるということです。

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