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都内のアパートで出産後すぐの赤ちゃんをごみ箱に置き去りにして殺害しようとした罪に問われている女に東京地裁は懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
北川望歩被告(23)は去年、東京・練馬区のアパートで乳児をごみ箱に置き去りにして殺害しようとした罪に問われています。
今月6日の判決で東京地裁は「命を取り留めたものの今後の成長に与える影響は大きい」とした一方、「北川被告は罪を認め、謝罪し、子どもの幸せを一番に考え行動する旨を述べるなど反省の態度を示している」などと指摘しました。
そのうえで北川被告に懲役3年、執行猶予5年で、猶予期間中の保護観察を付けた有罪判決を言い渡しました。
これまでの裁判で北川被告は起訴内容を認めていて、「赤ちゃんのことを考えずに行動したことを反省しています。赤ちゃんの幸せのために自分のできることをしようと思います」と述べていました。
検察側は「赤ちゃんをごみ同然に扱った」として懲役4年を求刑し、弁護側は家族の支援体制も整っているなどとして懲役3年、執行猶予5年、保護観察付の処分が相当と主張していました。
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