1
日本大学・重量挙部に入部予定の学生の保護者から現金をだまし取った罪に問われている元監督の男が、初公判で起訴内容を否認しました。
日大重量挙部の元監督・難波謙二被告(64)は、コーチと共謀して入部予定の学生の保護者に嘘の請求書を送り、現金およそ460万円をだまし取った罪に問われています。
東京地裁で開かれた初公判で、難波被告は「コーチに指導、指示もしていない」と起訴内容を否認しました。
検察側は冒頭陳述で「被告は絶大な権力があり、意に沿わない者を冷遇していた」「発覚すると部の存続の問題になるため、保護者と口裏合わせをしていた」などと指摘しました。
広告