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天井から真っ赤な炎が噴き出しています。全焼したのは江戸時代から400年以上も続く老舗のそば店でした。
■ごう音とともに老舗そば店が
深夜の盛岡市は騒然としました。現場は岩手県庁から北に約280メートルの住宅街です。
隣のマンション住人
「ドアを少し開けてみたら煙が入ってきたのでびっくりしました」
焼けたのは地元で昔から愛されてきた店。それも数百年前から愛されてきた店です。
撮影者
「え?え?火事だ!やばい…火事、火事だ。ねえ、どうしよう?ねえ、これはさすがに誰でも…どうしよう…どうしよう…」
火元になったとみられるのは老舗のそば店「橋本屋本店」です。メニューは多彩で、地元の住民に愛されてきました。
店内の壁には「創業400年」の張り紙。1618年、江戸時代の元和4年に創業されたといいます。
火事の通報があったのは7日午後11時半ごろ。警察によりますと、出火当時は店の1階で仕込み作業が行われていて、「天井が燃えていた」との目撃情報があります。
木造2階建てのそば店は全焼し、隣の衣料品店にも延焼しましたが、けが人はいませんでした。
火は8日午前4時半ごろにほぼ消し止められました。
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