台風22号 八丈島の被害状況を確認　東京都から海保に給水支援要請　国交省

　中野国土交通大臣は台風22号の被害が出ている東京・八丈島について、東京都から給水支援の要請があったことを明らかにしました。

中野洋昌国土交通大臣
「東京都からは海上保安庁に対して八丈島の病院に対する給水支援の要請がありましたので、現在、準備を行っているところです」

　国土交通省によりますと、台風22号による八丈島の被害について、10日午前8時の時点で建物の被害のほか、都道の2カ所で通行止めが起きていて、およそ4100軒で断水になっているということです。

　国交省は八丈島などに気象庁防災対応支援チーム「JETT」の派遣と、東京都には情報連絡員を派遣して、被害情報の収集を実施するとしました。

　さらに、国交省の防災ヘリが現地に向かい、上空からも被害状況を確認します。

　また、東京都からは海上保安庁に対して八丈島の病院に給水支援の要請があったと明らかにしました。

　海上保安庁によりますと、正午ごろ、巡視船「いず」が横浜を出発していて、八丈島への到着は、11日以降となる見通しです。