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台風23号が接近する恐れがある東京・伊豆諸島の八丈島では、台風22号による被害からの復旧作業が進められています。
(社会部・屋比久就平記者報告)
救援物資を積んだ船が停泊する港が見える高台にいます。先ほどから雨・風が徐々に強くなっています。
11日朝から町の取材をしていますと、災害廃棄物の回収が始まるなど徐々に復旧が始まっている様子が確認できました。しかし、未だ深刻なのが断水です。
台風22号の影響で発生した土砂崩れや倒木により、水道管が損傷したため島内ほとんどの地域で現在も断水が続いています。
10日、初めて町による給水が行われましたが、まだまだ足りていない状況です。
そのため、11日朝、400トンの水を積んだ海上保安庁の船がこちらの港に到着し、救援支援が行われました。
しかし、心配なのが台風23号の影響です。台風によって海が荒れると海上保安庁や自衛隊の船、物資の輸送船が停泊が困難になるため、支援が滞ってしまう恐れがあります。
まだまだ復旧に至っていないなかでの次の台風に、住民の皆さん、不安を募らせています。
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