1
大雨をもたらす線状降水帯の発生を見込んだ際、気象庁が半日前に発表する予測の的中率は今年およそ14%で目標を下回ったことが分かりました。
気象庁は、今年に入ってから今月15日まで線状降水帯を86回予測しましたが、このうち的中させたのは12回でした。
的中率はおよそ14%で、去年から2年続けて目標の25%程度に届きませんでした。
一方、実際に全国で発生した線状降水帯は17回で、このうち12回を的中していることから捕捉率はおよそ71%で、目標の50%程度を上回ったということです。
気象庁は「防災上、見逃しを避けたい」として、予測の精度をさらに改善していきたい考えです。
広告