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気象庁は21日に11月以降の「3カ月予報」を発表しました。11月は全国的に気温が高くなる一方で、12月に入ると寒気の影響で急に寒くなる日が予測されるとして注意を呼び掛けました。
11月は上空の偏西風が北寄りを流れるため、全国的に平均気温が高くなる見込みです。
12月に入るとシベリア高気圧の張り出しが強まるため、寒気が流れ込みやすくなります。
この影響で急激に寒くなる日が出てくるほか、日本海側では大雪の恐れもあります。
このため地球温暖化の影響などで平年より高い気温になる傾向があるなかで、12月と1月の平均気温はほぼ平年並みの予測です。
また、太平洋側では大気が乾燥しやすく、気象庁は火災への注意が必要としています。
そのうえで「暖かい秋から急激に気温が下がると体感ではより寒く感じる」として、体調管理に気を付けるように呼び掛けました。
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