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山形県と福島県でクマによる被害が相次ぎ、3人がけがをしています。
1日午前6時40分ごろ、山形県南陽市で市の男性職員(58)が体長およそ1メートルのクマに襲われました。
男性職員は右手の骨を折る重傷です。
クマはその後、近くのやぶの中に入っていったため、市や警察は捕獲用の箱わなを設置し、付近を警戒しています。
先月31日午後5時20分ごろ、福島県大玉村の牛舎で餌(えさ)やりをしていた50代の男性がクマに襲われました。
男性は後頭部や左腕などにけがをしましたが、命に別状はありません。
当時、牛舎の近くでは体長1メートルを超えるクマ2頭が目撃されていて、このうち1頭は駆け付けた猟友会に駆除されました。
駆除されたクマが男性を襲ったクマと同じかどうかは分かっていません。
猟友会の人
「(Q.今年は異常なのか)異常ですね。7、8年猟友会にいますけど、そういうことは今までなかった」
また、会津坂下町でも50代の男性が犬の散歩中にクマに遭遇し、背中にけがをしました。
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