11日も各地でクマの出没や被害相次ぎました。13日からは警察官によるライフル銃での駆除が可能になります。
■75歳男性、後ろから襲われる
11日午前3時ごろ、富山市が設置したカメラが捉えた映像。大きなツキノワグマが何かを食べる様子が映っています。
秋田市では、鎖でつながれたペットの柴犬が体長1.5メートルのクマに引きずられるのを住民が目撃していました。
飼い主
「(クマは)今まで見たことないくらいの大きさ。柴犬は4歳過ぎ」
山形県米沢市では11日、散歩中の75歳の男性が後ろからクマに襲われました。顔や肩をひっかかれましたが、意識はあり、会話はできる状態だということです。
札幌市の動物園の園内では、3日連続で野生のクマが出没。金網を破り、飼育されている建物に入ろうとしている様子が映っていました。
■街中では「1発でしとめないといけない」
クマは金網を破り、窓から建物内に入ろうとします。この建物で飼育されていたシマフクロウは襲われませんでしたが、餌(えさ)のホッケなどが食べられたとみられています。
連日のように人里に現れるクマ。こうしたなか、準備が進められているのが、警察官によるライフル銃を使ったクマの駆除です。
岩手県では県外から派遣された警察官らが、先月クマが出没した盛岡市役所近くの川を視察しました。
県猟友会
「街中の場合は、1発でしとめないといけない。1発撃って外して、暴れると大変なことになる」
警察官による駆除は13日にも始まる可能性があります。
(「グッド!モーニング」2025年11月12日放送分より)
警察官あすからライフル銃でクマ駆除が可能に 山形で男性負傷し秋田では犬小屋を襲う
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