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台湾有事に関する高市総理大臣の発言を巡って中国側の反発が強まるなか、文部科学省は現地の日本人学校などへ安全対策を取るよう求める通知を出しました。
18日に出された通知では、中国にある日本人学校に対し日本人の児童や生徒の安全対策を取ることや国内の各大学に留学生らの安全確保に努めることを求めています。
対応にあたっては「多くの日本人が利用すると思われやすい場所は可能な限り避ける」など、在中国の日本大使館が17日付で在留邦人に呼び掛けた内容に留意することとしています。
松本文科大臣は18日の会見で、中国・深センで去年、日本人学校に通う男子児童が刺された事案に触れ、「こうした事態を何としても避けなければならない。児童や生徒、家族、教職員らの安全確保に万全を期したい」と述べました。
中国の日本人学校には約3300人が通っているということです。
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