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高校生らを「かけ子」としてミャンマーを拠点とした特殊詐欺組織に紹介した罪に問われている男に名古屋地裁は懲役4年の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、丸杉龍実被告(32)は去年、名古屋市の男子高校生ら3人をミャンマーを拠点とした特殊詐欺組織に「かけ子」として紹介した職業安定法違反などの罪に問われています。
これまでの裁判で丸杉被告は起訴内容を認めていました。
19日の判決で名古屋地裁は「当時16歳で未熟だった高校生が家族関係の悩みを持ち、海外渡航の希望があることにつけこんだ」「被告人の役割は特殊詐欺組織の人員確保に必要不可欠で刑事責任は重い」と指摘しました。
そのうえで懲役4年を言い渡しました。
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