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18日、大分市で発生した大規模火災は170棟以上の建物に延焼し、一夜明けた今も鎮火のめどが立っていません。現場付近の港から報告です。
大分市佐賀関の火災現場です。現場では今も白い煙が上っています。
ただ、この煙の量は少なくなってきているように感じます。
この辺りは木造の住宅が密集していて、18日夜の強い風とともに広範囲に火が広がりました。
現時点では170棟以上に燃え広がり、焼損面積はおよそ4万8900平方メートルです。
辺りでは一時、350戸が停電し、今も270戸の停電が続いているということです。
また、18日夜は180人以上の住人が避難をしました。
そして、50代の女性が煙を吸って病院に救急搬送されているほか、76歳の男性と今も連絡が取れていないということです。
火は1キロ以上、離れた島にも延焼をしています。
消防が地上での消火活動を現在も続けているほか、ヘリが何度もこの現場に来て水をまいているという消火も続いています。
ただ、広範囲に及ぶため、鎮火までにはまだ時間がかかりそうです。
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