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1億円相当の金の延べ棒を韓国から密輸しようとしたなどとし、警視庁が会社役員の男ら2人を逮捕しました。
桜井純容疑者(45)は去年、韓国発・羽田行きの飛行機で1億円相当の金の延べ棒約9キロを密輸しようとした疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、桜井容疑者は金の延べ棒9本を入れたポーチをバッグの外側にあるポケットの中に隠していましたが、羽田空港の税関の職員に発見されました。
その前日に4700万円相当の金の延べ棒4キロを韓国から密輸したとし、職業不詳の舘野仁容疑者(53)も逮捕されました。
舘野容疑者が密輸したとみられる金の延べ棒が羽田空港の駐車場のエレベーターに落ちていたことで事件が発覚しました。
2人の関係性は分かっていませんが、韓国の税関などに提出された書類にはペーパーカンパニーとみられる同じ会社名が金の購買者として記載されていたということです。
2人は1年8カ月で合わせて200回以上も韓国と日本を行き来していることから、警視庁は金の密輸を繰り返し、別の人物に渡していたとみて調べています。
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