住宅全焼　原因は“溶接の火花”　火元の住人男性がけが　茨城・土浦市

　茨城県土浦市で2階建て住宅から火が出て隣の家に燃え移る火事があり、男性がけがをしました。当時、火元の住宅のベランダで作業員が溶接をしていたということです。

　22日午前11時半ごろ、土浦市並木の2階建ての住宅で火事があり、隣の住宅にも燃え移りました。

　ポンプ車など7台が出動し、火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、火元となった住宅が全焼し、隣の住宅も壁などの一部が焼けました。

　警察などによりますと、この火事で火元の住宅に住む40代の男性が足などにやけどをして病院に搬送されました。

　当時、火元の住宅のベランダで、作業員（64）が溶接をしていました。

　作業員が「火花が家に燃え移った」などと話していることから、警察はこれが火事の原因とみて当時の詳しい状況を調べています。

　現場は、常磐道の土浦北インターチェンジからおよそ650メートル南に位置する住宅街です。