社会

グッド!モーニング

2025年11月25日 09:30

沖縄本島の広範囲で断水 ダムから浄水場への導水管が破損 飲料不足、トイレも停止

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 24日、沖縄本島で水道管の破裂で起きた大規模な漏水をきっかけに、県内の広い範囲で断水が発生しました。断水は今も続いていて、住民の生活に影響が出ています。

■生活に大打撃 トイレ停止も

糸満市に住む人
「まだちょっと水は出てて」
「(Q.あらゆる容器すべてに?)水の容器を準備をしていなかったので」

 台所にズラリと並べられた釜やたくさんの鍋。中には水がためられています。その後…。

糸満市に住む人
「ただいまの時刻、午後8時48分。水が出なくなりました」

 断水は浦添市の串焼き店でも起きていました。

店主
「今、営業していて、今、お客さん帰って。もう水が出ないから、帰したっていう形」

 県内の一部のスーパーでは、2リットルの水が完売に。沖縄都市モノレールは断水に備え、トイレの利用を停止しました。

沖縄県企業局 宮城力局長
「本日未明、大宜味村に埋設しているダムから浄水場へ水を送水する導水管が破裂した」

 破損したのは、県内最大の水がめ・福地ダムを含む北部の5つのダムと久志浄水場を結ぶ導水管です。南部の広い地域で断水する恐れが出ています。

 県は当初、沖縄本島の26ある市町村のうち17の地域で断水の恐れがあると発表。那覇市では4カ所で給水所が開設され、応急給水が実施されました。

市民
「あした解除予定とは聞いているが、どうなるかは分からないので、予備は蓄えている」

 県によると、破損の原因は老朽化によるものとみられ、復旧は早くても25日の午前中になるということです。

(「グッド!モーニング」2025年11月25日放送分より)

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