熊本で最大震度5強 津波の心配なし 原発も運転中 影響は？

　熊本県で震度5強を観測した地震について、これまでに入っている熊本県内の情報です。

　阿蘇広域消防によると、25日午後6時8分に「地震の後に落石があった」と通報がありました。

　産山村・山鹿の県道40号で落石があり、片側通行になっているということです。

　これまでにけが人の情報は入っていません。

　熊本県の危機管理防災課は、午後6時1分に災害警戒本部を設置し、被害情報の収集にあたっています。

　JR九州の運行管理部によると、これまでに脱線や列車が止まっているなどの情報は入っていないということです。

　熊本空港発着の空の便は今のところ欠航などの大きな影響はないということです。

　ネクスコ西日本によりますと、これまでに高速道路の異常は確認されていません。

　震度5強を観測した産山村によりますと、5秒くらい横揺れがあり、机の書類が床に落ちたものの村の庁舎内に大きな被害はなさそうだということです。

　また、震度5弱を観測した阿蘇市によると、揺れを強く感じ、市庁舎の場所によってはパソコンが倒れたりしたということです。