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次の診療報酬改定に向けて、本格的な議論が始まります。厚生労働省は、議論の土台となる医療機関などの経営状況について、最新の調査結果を公表しました。
「診療報酬」は2年に1度見直しが行われていて、次の改定は2026年度になります。
その議論の土台として、厚労省は医療機関などの経営状況について調査を行い、その結果を公表しました。
精神科を除く病院の損益について、2024年度は平均2億6723万円・マイナス7.3%の赤字でした。
前年度から0.2ポイント改善していますが、国公立病院だけで見ると、損益率はマイナス16.3%でした。
厚労省は、「昨今の物価や人件費の伸びが費用面を押し上げているのが大きいと考えている」としています。
今後、医師や健康保険の運営側らで議論する諮問機関で、見直しの具体的な内容について議論していきます。
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