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鳥取県米子市のブロイラー農場で死んだニワトリが見つかり、PCR検査の結果、高病原性鳥インフルエンザが確認されました。県は、2日午前から7万5000羽の殺処分を進めています。
先月30日、米子市のブロイラー農場から「死んだニワトリが通常よりも増えている」と県の家畜保健衛生所に通報がありました。
PCR検査の結果、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認され、2日午前8時から県の職員など、およそ150人態勢でこの農場で飼育されているニワトリおよそ7万5000羽の殺処分を進めています。
県は、3日いっぱいで殺処分を終えたいとしています。
県によりますと、この農場から半径10キロの範囲内には9つの養鶏場があり、合わせて74万羽ほどが飼育されているということです。
鳥取県内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したのは今シーズン初めてです。
また、殺処分の開始に合わせて米子市、大山町、伯耆町の合わせて4カ所に消毒ポイントが設置されました。
24時間態勢で農場に出入りする車の消毒が行われます。
画像:鳥取県提供
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