初めての「後発地震注意情報」が発表されるなか、子どもたちの生活にも影響が。
最大震度6強を観測した地震。警戒はまだ続きます。
青森県 宮下宗一郎知事
「後発地震は今、来た地震よりも大きな地震が来る、大きな津波が来る可能性がある。備えを万全にしていただきたい」
初めて発表された後発地震注意情報”。すでに対応を始める自治体もあります。
岩手県陸前高田市では自主避難所を開設しました。
岩手・陸前高田市 防災局長兼防災課長 中村吉雄さん
「高齢者で避難に時間を要する人など、早めに安全な場所に希望する人は避難していただきたい」
青森県八戸市内の高校では休校が続き、オンライン授業の体制を整えるなど授業再開を検討しています。
いち早く、再開した場所も…。
9日に臨時休校となった八戸市内の小学校は10日から授業を再開しました。一時、暖房器具が止まるなどの影響がありましたが無事、復旧しました。
八戸市立長者小学校 石井一二三校長
「1人で登下校している時に地震が起きたら安全に行動できるように、動画があればいいなと半日くらいかけて探した」
初めての後発地震注意情報を機に地震の対応を教える教材を教師と子どもに提供。ただ、依然として子どもたちは外に出ないようにするなど、試行錯誤の対応が続きます。
八戸市立長者小学校 石井一二三校長
「迷うけど、ずっとそのままではいられない。日常の生活に戻していく、そこをベースに考えながら、いつにしたらいいかその時の情報収集したり、教育委員会とも相談しながらどうしていくか決めたい」
初の「後発地震注意情報」に試行錯誤の教育現場
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