今年の漢字「熊」発表の瞬間　京都・清水寺での揮毫・奉納式　書き始めから完成まで

1年の世相を漢字1文字で表す「今年の漢字」に「熊」が選ばれました。

日本漢字能力検定協会が11月1日から12月9日までの期間、2025年の世相を表す漢字一字とその理由を募集。全国から189122票が集まりました。12月12日午後2時すぎ、最も応募の多かった漢字が、京都・清水寺で森清範貫主の揮毫により発表されました。

1位の「熊」は23346票、2位の「米」は23166票で、わずか180票差の接戦となりました。1995年に今年の漢字が始まって以来、動物の漢字が選ばれたのは、2003年の「虎」以来2回目でした。

今年の漢字に「熊」が選ばれた背景について、日本漢字能力検定協会は、日本各地で「熊」が出没し、人身被害者数・死亡者数がともに過去最多になったことや、和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」から4頭のジャイアントパンダが中国へ返還され、国内のパンダが東京・上野動物園の2頭のみになったことを挙げています。

今年の漢字について、京都・清水寺での揮毫と奉納式の様子をお伝えします。

※こちらにナレーションはありません。