クリスマス伝統菓子「シュトーレン」転売　老舗洋菓子店がSNSで異例の注意喚起

　ドイツ発祥でクリスマスを彩る伝統的な洋菓子「シュトーレン」。発酵させたパン生地にドライフルーツやナッツがぎっしりと入っているのが特徴で、クリスマスに向けて少しずつ食べる風習があります。

　この「シュトーレン」を販売する東京の老舗洋菓子店が、SNSで異例の注意喚起をしました。

近江屋洋菓子店のSNSから
「シュトーレンなどの近江屋洋菓子店のお菓子がフリマサイトの出品が数点確認できております」

　実際にサイトを確認すると、サイトでは、シュトーレンが3000円以上高い値段で販売され、すでに購入済みとなっています。

　店側は今回の事態に驚きを隠せません。

近江屋洋菓子店 5代目　吉田由史明さん
「個人的に食品は転売物にならないだろうと思っていたので、まさか出品する方がいるとは思わなかった」

　店は、品質が保証できないため、店頭やオンラインショップ以外での購入はやめてほしいと呼び掛けています。

（「グッド！モーニング」2025年12月13日放送分より）