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震度6強を観測した地震から初めての週末を迎えました。青森県の八戸市では鉄塔の周辺住民が依然として避難を余儀なくされています。
■青森・八戸 鉄塔周辺は住民が避難
倒壊の恐れがある高さ100メートルの鉄塔。八戸市は鉄塔周辺の48世帯に避難指示を出し、13日午後1時時点で58人が避難をしています。
これまでNTT東日本は、復旧までに順調にいっても3週間かかるとしていて、青森県の宮下知事は「3週間の工程はあまりにも長すぎる」と迅速な対応を求めています。
そのため青森県と国は技術チームを派遣し、13日午後からNTT東日本を交えて今後の対応を協議しています。
近隣住民が警戒するのは「後発地震注意情報」です。
鉄塔近くに住む住民(避難区域外)
「あれ以上の地震が来れば大変だなって。いつ来るか分かんないもん。ストレスで眠れない、心配性だからビビってる」
地震の影響は観光業にも出始めています。
全長170メートルにおよそ70店舗が並ぶ八戸市の市場「八食センター」。地震で建物への大きな被害は確認されず、翌日の朝から通常通り営業しています。
八食センター 販売促進課 高田浩平課長
「もちろん安全を確保したうえで営業は開始しておりました」
ただ、飲食店では設備への影響はなかったものの、県外からの利用客が減っているということです。
七厘村 滝川雄一店長
「(売り上げは)半分以上減っている状態。安全な形でやらせていただいているので、ぜひ皆さんにいつも通り来ていただければと思います」
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