1
自民党の派閥の政治資金を巡る虚偽記載事件の裁判で、元参議院議員の大野泰正被告(66)の当時の秘書が金の扱いについて「疑問はなかった」と話しました。
元参議院議員の大野泰正被告と当時の秘書の岩田佳子被告(62)は旧安倍派からのキックバック約5100万円について、収支報告書に記載しなかった政治資金規正法違反の罪に問われています。
これまでの裁判で検察側は、このキックバックの金について「『寄付金』として収支報告書に記載しなければならないと認識していたにもかかわらず、派閥の意向を汲んで虚偽記載を決めた」と指摘していますが、2人は起訴内容を否認しています。
15日の裁判では岩田被告への被告人質問が行われ、「寄付金」ではなく「預り金」として処理されていたことについて、検察側が「疑問がなかったのか」と尋ねると、岩田被告は「何もありませんでした」と答えました。
そのうえで、政策顧問から会計処理について指導を受けたものの「言葉が難しくて理解できていなかった」と説明しました。
広告