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富士山が噴火した際の建物への被害を調べる国内初の実証実験が始まりました。
山梨県は1976年に建てられた木造の建物を富士河口湖町の実験場内に移築し火山灰を使った実証実験を始めました。
実験では屋根の一部に鹿児島県の桜島の火山灰約20トンを乗せて屋根の変形などを約3カ月間、調べます。
山梨県富士山科学研究所 吉本充宏研究部長
「ここの土台の上に、この木の下の面が乗っていましたので、ちょうど最初がここの辺りずーっと下がってきて大体2センチぐらい下がった状態になったと思います。これぐらいの屋根だとこれぐらい(灰が)たまっていくとちょっと危なくなってくる、こういう屋根の形状のところは、このタイミングで逃がしましょうということが考えられるといい」
耐震強度の低い古い木造家屋は30センチ以上の火山灰が積もり、雨が降ると重みで倒壊する恐れがあるとされています。
県は今回のデータをもとに倒壊前に避難を始めるための基準づくりにつなげていくとしています。
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