社会

2026年2月16日 12:07

知床沖沈没事故の裁判 元従業員が証言「条件付き運航の指示なし」

広告
1

 北海道知床沖の観光船沈没事故の裁判で16日、運航会社の元従業員が出廷し、事故当日「条件付き運航の指示はなかった」と証言しました。

 起訴状などによりますと、運航会社の社長・桂田精一被告は悪天候が予想されるなか、運航管理者などでありながら運航の中止を指示せず観光船「KAZU1」を沈没させ、乗客乗員を死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。

 16日の裁判では事故当日、運航会社「知床遊覧船」の事務所にいた元従業員が証人として出廷しました。

 桂田被告はこれまで、海が荒れた場合に途中で引き返す「条件付き運航」を決めたと主張していました。

 出廷した元従業員は、条件付き運航について事故当日乗客に説明をしておらず「指示はなかったので通常通りしました」などと述べました。

※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字

広告