社会

2026年2月16日 17:48

「ルフィ」幹部に求刑通り無期懲役判決 「強盗の成功に不可欠な存在」 東京地裁

「ルフィ」幹部に求刑通り無期懲役判決 「強盗の成功に不可欠な存在」 東京地裁
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 「ルフィ」などと名乗るグループの幹部の裁判で東京地裁は、幹部は強盗を成功させるうえで「必要不可欠な存在」だったとして求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。

 「ルフィグループ」の幹部・藤田聖也被告(41)は東京・狛江市で90歳の女性がバールで殴られるなどして死亡した強盗致死事件を含め、7件の強盗事件などに指示役として関与したとして強盗致死や窃盗の罪などに問われています。

 これまでの裁判で藤田被告は「本当に申し訳ありませんでした。闇バイトに関わろうとしている人は思いとどまってほしい」と反省や後悔の言葉を述べる一方、暴行などの具体的な指示については一貫して否定しました。

 狛江市の事件の実行役として無期懲役の刑が確定した永田陸人受刑者は犯行当時に「藤田被告と電話で雑談しながらやった」と証言しましたが、藤田被告は「永田さんは勘違いしている」として否定しました。

 東京地裁は16日の判決で「永田受刑者の供述内容は事実経過と合っていて信用できる」としたうえで、藤田被告について「詳細かつ的確な指示を出し実行役をコントロールしていた」「侵入強盗を成功させるうえで必要不可欠な役割」だったと指摘しました。

 また、藤田被告らが海外から指示を出していたことについて「生身の人間に残忍な暴行を加えているという現実感がなく、金品獲得に執着して人命を軽視し、厳しい非難が妥当する」として、検察側の求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。

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