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古墳時代・中期、およそ1600年前に朝鮮半島から日本に技術が伝わったとされる土器、須恵器(すえき)。
兵庫県姫路市の古墳群で2005年に出土した須恵器の一つをよく見ると、器のくぼみの部分に、小動物の足跡のようなものが見えます。
姫路市埋蔵文化財センター
小柴治子さん
「大きさが縦横3センチぐらいの大きさ、一番の特徴は、爪の跡がないところ。歩行時に爪を引っ込められる動物というと、ネコ科の動物の可能性が一番高い」
この足跡は、器を焼く直前の生乾き状態の時に付いたと考えられるということです。
日本でネコが初めて登場する文献は、平安初期の説話集「日本霊異記」とされていますが、今回の発見はそれよりも前の時代に、すでにネコが身近な存在だった可能性を示しているといいます。
(2026年3月15日放送分より)
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