1
■2100人分廃棄…市が謝罪
いわき市 服部樹理教育長
「十分な検討や配慮が行き届かずに廃棄してしまったことについては深く反省しています」
きっかけは、学校に掛かってきた1本の電話でした。
保護者
「震災が起きた3月11日という日に赤飯を出すのはいかがなものでしょうか」
東日本大震災が発生した3月11日。いわき市内の5つの中学校では、3年生の卒業を祝う給食として赤飯が予定されていました。
教育委員会は急きょ、赤飯を中止。およそ2100人分が廃棄となり、市には200件以上の苦情が寄せられました。
服部樹理教育長
「この日に提供するのはふさわしくないと考えまして、差し替えをするように判断致しました」
その一方で、市長は…。
いわき市 内田広之市長
「(中学3年生は)ちょうど震災の時に生まれて、15年目の節目で送り出すという意味での赤飯でありますので、厳粛に黙祷(もくとう)を捧げるなどして、それから食べれば問題なかったんじゃないかなというふうに私自身は考えております」
そもそもなぜ、3月11日の給食が赤飯になったのでしょうか。
献立は給食センターで作られ、教育委員会にも共有されていたといいます。しかし…。
服部樹理教育長
「今回、複数の大人の目をくぐり抜けて、私たちが分かったのが当日11時ごろ。(震災の日と)重なってしまうということを想定していなかった」
その結果、赤飯が廃棄に。給食費およそ30万円分に相当し、苦情のほとんどが“廃棄処分”に対するものだったといいます。
広告