まもなく関東に上陸する台風15号は帰宅時間帯を迎える首都圏の交通にも影響を及ぼしています。
■お盆の観光地を直撃
帰宅時間を直撃している台風15号。まもなく関東に上陸する見込みです。台風15号は東から西へと進む異例のルートをたどっています。
白波が立ち、大きく揺れる漁船。太平洋側は朝から大荒れの天気となりました。岩手県では80代の男性2人が風にあおられて転倒し、けがをしています。
歩く人の姿がかすんで見えます。普段、多くの観光客でにぎわう青森県八戸市の蕪島は台風から離れているにもかかわらず、観光客は続々と建物の中へ。
八戸市から来た人
「また今度、晴れた時に来たい」
八戸市では道路沿いの木の塀が倒れました。所有者によりますと、強風の影響だといいます。市内では瞬間的に20メートルを超える強い風を観測しています。
茨城県大洗町の海岸では、磯前神社の神磯の鳥居が一瞬で波にのまれていきます。古くから景勝地として知られる場所です。それが11日は茶色く濁った波が何度も何度も打ち寄せてきています。
茨城県に上陸すれば1951年の統計開始以来、初めてのことです。
11日は「山の日」で祝日です。各地でイベントが予定されていました。
夜に行われる予定だったのが、40年以上続く江東花火大会。約6000発が打ち上げられ、都会の夜空を彩る東京の夏の風物詩です。
江東花火大会は午前、ホームページなどで中止が発表されました。順延はないそうです。江東花火大会は去年も強風の影響で開催できず、これで2年連続の中止です。
■首都圏の交通に打撃
交通機関にも影響が出ています。お盆休みで大勢の人が利用する羽田空港。
利用客
「きょうは沖縄に行く予定でした。でも台風の影響で欠航になって、行けなくなってしまって…。これから何しようかなって考えているところ」
「作戦会議中でした。楽しみにしていたから本当に…」
「だいぶショックです」
飛行機は羽田空港や成田空港を発着する便を中心に欠航が相次いでいます。
JR東日本によりますと、JR常磐線の特急「ひたち」は仙台駅と福島県のいわき駅の間で午後から運転を取りやめています。
また、在来線でも茨城県内の勝田駅と高萩駅の間を中心に一部区間で本数を減らしています。
東北新幹線は通常通りの運行になっていますが、今後の台風の進路によっては遅れや運転を見合わせる可能性があるので注意が必要です。
茨城県の大洗港から北海道苫小牧を結ぶフェリーは11日と12日の欠航が決まっています。
東海汽船によりますと、伊豆諸島から東京を結ぶ便のうち少なくとも29便が欠航しているということです。今後も増える可能性があります。
台風15号 首都圏の交通に打撃 帰宅時間帯にも影響
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