千葉県を襲った観測史上最大の大雨で8人が亡くなっています。一夜明け、上空から街並みを見ると被害の全容が見えてきました。
■駅一帯が冠水 住宅に浸水も
13日、千葉県に最初の線状降水帯が発生して丸1日が経ちます。水は徐々に引いてきましたが、まだ元の姿には程遠い状態です。
千葉県北東部に位置する大網白里市。13日の夕方から長時間、活発な雨雲がかかり続け、「レベル5大雨特別警報」が発表されました。
最寄りの地点では、8月の観測史上最大の雨を観測しています。
正確な数は分かっていませんが、市には車の被害や床上・床下浸水が多数報告されているそうです。
川の横を通る道路は大きくくぼみ、穴が開いています。
街のいたるところで被害が確認できました。
地元の人たちは水の中での移動を余儀なくされていました。水につかってしまった車はどのような状態なのでしょうか。
車が水没した男性
「普段はここに車は止めていないんですけど…」
13日の朝、大網駅近くに車を止めて出かけた後、帰って来られなくなったという男性。ようやく車を確認できましたが、車内にまで泥が…。
車が水没した男性
「うわっていう感じですね、どうしよう。さすがにここまでなっているとは思わなかったので。多分買い替えになると思う。この後エンジンかかるかどうか分からない」
なぜここまで浸水被害が拡大したのでしょうか。要因の一つが、市内を流れる小中川です。13日から14日にかけて日付をまたぐ頃の映像では、川の水があふれる様子が分かります。
市によると、小中川が氾濫したため浸水の範囲が広がったということです。
県内では、今も一部で停電が続いています。
千葉市の道路では、朝から大渋滞となっています。
千葉市では、わずか半日で観測史上最大となる348ミリの雨が降りました。これは、8月ひと月の平均降水量のおよそ3倍にも及びます。
■冠水で車が動けず 大渋滞も
冠水によって車が動けなくなる被害が相次いでいます。
斜めに止まっている車…近くには運転手でしょうか。人の姿もあります。
交差点のなかにも放置された車が…。
■住宅が浸水「畳が浮いてる」
住宅の浸水被害も出ています。
自宅が浸水被害 田野廣夫さん(77)
「この状態。左側の部屋が水がいっぱいで、台所にも水が入った」
大雨の影響で停電になり真っ暗ななか、ライトの明かりで照らすと、浸水によって物が散らかっているのが確認できます。
田野廣夫さん
「手つかずだが冷蔵庫まで」
「(Q.すべて水で流されて…)ここまで(水が)来ている」
軽トラックの車内の高さまで水が来たといいます。
田野廣夫さん
「(トラックの)座席が水浸し」
「(Q.仕事で使う?)農作業やっているけどできなくなって」
仕事や生活に大きな影響が出ています。
田野廣夫さん
「(畳は)全部はがして捨てるが捨てる場所がない。全然だめ。脇の川が氾濫していたから、2階から見ると全部海のようになっていた」
千葉“記録的大雨”8人死亡 駅一帯が冠水で車が動けず 住宅に浸水も
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