社会

2026年8月15日 12:45

終戦81年の教訓とは “AI軍事利用”広がる脅威

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 終戦から、15日で81年です。当時は原爆として利用された最先端の科学技術は現在、形を変えて戦場での新たな脅威となっています。過去の教訓から私たちは何を学ぶべきなのでしょうか。

6歳の時に広島で被爆 木元武允さん(87)
「原子雲がぐわーっと上がるのを自分の目で見ました。『たけよし、広島に今でっかい爆弾が落っこちたみたいだよ』って」

 1945年、木元さんは6歳の時に両親と兄と妹の家族全員を失いました。広島で人類史上、初めて投下された原爆の被害に遭ったためです。

木元さん
「実は防空壕(ごう)の中で兄貴・おふくろ・妹は白骨化していたんです。絶対、戦争は良いことないから、戦争を絶対やめる国にしてくれよ」

 終戦から81年が経った現在、人類が持つ最先端技術は、いま新たな形で軍事利用され戦争の形を変えています。

東京大学国際高等研究所 横山広美教授
「実際に攻撃するところだけではなく、軍事作戦を立てるところまで、ものすごくAIが活用されるようになって高速化している。戦争がより効率的に高速化しているのが現状かなというふうに見ています」

 急速に発達するAIは、無人兵器だけでなく、これまで人間がしていた意思決定の領域にまで踏み込もうとしているといいます。

 日本でも、最新の防衛白書に「新しい戦い方」としてAIの活用が記載されるなか、私たちは過去の教訓をどのようにいかすことができるのでしょうか。

横山教授
「やはり人間社会のことは我々人間がきちんと決めていくべきであって、AIが出してくることを何でもうのみにするわけではなくて、ちゃんと頭で理解してチェックをして、そして使いこなす。人間のためにAIを使う社会を構築していく。考え方が根付いていくことが必要」

 技術がどれだけ発達しても、常に問われているのは、それを使う人間の倫理と責任です。次世代への願いを問われた被爆者は…。

木元さん
「自分で勉強して、社会を勉強して、自分で考えていってほしい」

(C) CABLE NEWS NETWORK 2026

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