「セクシー田中さん」連載終了 ドラマ出演者らが追悼「言葉がない」

[2024/02/01 11:45]

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 「セクシー田中さん」の原作者・芦原妃名子さんの訃報を受け、テレビドラマで主演を務めた木南晴夏さん(38)が、SNSで初めてコメントを出しました。

■木南さん、高橋さん…ドラマ出演者がSNSでコメント

木南晴夏さん Instagramから 1月31日
「どうしてと思うばかりで、今の気持ちを表す言葉が見つかりません。先生ともっと話したかったです。田中さんの言葉は私の中にたくさん残ってます。心よりお悔やみ申し上げます。この悲しみが連鎖しないことを願います」

 木南晴夏さんが演じた主人公・田中さんは会社では地味なアラフォーOL、夜はセクシーなベリーダンサーに変身する二面性を持った女性。

 その田中さんにベリーダンスを教える先生役を務めた、高橋メアリージュンさん(36)もコメントを出しました。

高橋メアリージュンさん Instagramから 1月31日
「ショックがあまりに大きく、時間を置いた今も何と言っていいか分かりません。『残念』『悔しい』『悲しい』という言葉では足りません。最期の彼女の気持ちは彼女にしか分からないですが、こんな事一度として起こってほしくなかった。newsと彼女のSNSの情報しか知らないですが、彼女の尊厳と居場所は、どんな理由があっても守られるべきでした。芦原先生の『セクシー田中さん』が大好きでした。落ち込んでる時に読んで励まされて背筋が伸びました。本当にありがとうございました。たくさんの方の心に寄り添ってくださった先生の心と体が、どうか今は安らかでありますように」
原作でもキーワードとして使われた「背筋が伸びました」という言葉

 コメントの中で触れられている「背筋が伸びました」という言葉。実は原作漫画、ドラマの中でも、キーワードとして使われています。

「セクシー田中さん」第一巻から
「曲がった背筋を何度も何度でも伸ばそうと思ったの」

 自分に自信が持てず、下ばかり向いて生きてきた主人公の田中さんが、背筋を伸ばして生きようと決めた時に出会ったのがベリーダンスでした。

 ドラマの最終回が放送された日、木南さんはインスタグラムで…。

木南さん Instagramから 去年12月24日
「最終回まで見てくださったみなさん、ありがとうございました。田中さんとして生きていたこの短い間とっても幸せでした。田中さんの言葉に、朱里ちゃんの言葉に、たくさんたくさん勇気づけられました。背筋が曲がりそうになることもあるけど、自分を信じて自分を好きでいてくれる人を信じて、背筋を伸ばしていこうと思います。田中さん、ありがとう」

 木南さんも「背筋を伸ばして」という言葉を使いました。

「セクシー田中さん」の連載終了を決定

 小学館は、「セクシー田中さん」の連載終了を決定。去年12月5日発売の月刊誌が最後の連載となりました。

作品は未完のまま

 最新話では、主人公の田中さんが憧れのバーテンダーと付き合うことになりましたが、同じ日に別の気になる男性からも好意を伝えられる波乱の展開に…。さらにラストは、ライバルのベリーダンサーが出現するという先が気になる終わり方となっていますが、作品は未完のままとなりました。

■脚本家・野木亜紀子氏…日テレのコメントは「あまりにも足りていない」

2回コメントを発表した日本テレビ

 日本テレビは2度にわたり、お悔やみのコメントを出します。

日本テレビ
「日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて、原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております」
脚本家 野木亜紀子氏はXを更新

「逃げるは恥だが役に立つ」などの脚本家・野木亜紀子氏(50)は先月31日に、自身のXを更新。

脚本家 野木亜紀子さん Xから 1月31日
「いずれにしても日テレのコメントは、第二弾が出てもなお、あまりにも足りていない。本来、日テレと小学館の間で話し合い納めるべきだったところがなぜここまでのことになってしまったのか。いま調査中であるならば調査中である旨を公表し、今後明らかにしていくという意思を見せた方がいいのではないか。小学館と見解が異なるというのであれば、第三者委員会のような立場の調査を入れる必要もあるかもしれない」

■芦原さんの遺族がコメント「私たちは茫然自失のただ中に」

芦原妃名子さんの遺族はコメントを発表

 原作者・芦原妃名子さんの遺族は先月31日、小学館を通じてコメントを発表しました。

芦原妃名子さんの遺族
「突然、最愛の家族を失い、私たちは茫然(ぼうぜん)自失のただ中におります。どうぞ、今はそっとしておいていただき、静かに見守っていただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます」
こころの健康相談統一ダイヤル

厚生労働省は、先の見えない不安や生きづらさを感じている人は一人で悩みなどを抱えずに、“こころの健康相談統一ダイヤル”や“いのちの電話”などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。

▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570−064−556
▼「#いのちSOS」0120−061−338
▼「よりそいホットライン」0120−279−338
▼「いのちの電話」0570−783−556

「まもろうよ こころ」HP

(「グッド!モーニング」2024年2月1日放送分より)

  • ドラマ「セクシー田中さん」の原作漫画
  • 原作でもキーワードとして使われた「背筋が伸びました」という言葉
  • 「セクシー田中さん」の連載終了を決定
  • 作品は未完のまま
  • 2回コメントを発表した日本テレビ
  • 脚本家 野木亜紀子氏はXを更新
  • 芦原妃名子さんの遺族はコメントを発表
  • こころの健康相談統一ダイヤル

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