夏日続出!週末のお花見は暑い 見頃エリアで25℃超え お花見で使える桜ネタ5選

テレビ朝日ウェザーセンター

[2024/04/10 14:38]

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■ようやくのお花見日和

東京でサクラが開花したのは3月29日。サクラが咲き始めてからおよそ2週間、雨が観測されなかったのは、4月9日までで3日だけ。毎日のように雨が降っていました。

この傾向は、桜が見頃を迎える西日本や東日本の広範囲で同じ状況にありましたが、10日のきょう、ようやく桜が映える青空が全国各地に広がりました。

一部で花が散ってしまったものの、雨や風に耐え、まだまだ楽しめそうです。西日本や東日本のサクラは、終盤を迎えています。この週末がお花見チャンスとしては最後となる場所も多くなると思われますが、その週末にかけて晴天が各地で続く見込みで、最後にして最大のお花見チャンスとなりそうです。

■週末は夏日続出 暑いくらいに

ようやく春らしく暖かい日が増えてきたましたが、次の週末はさらに気温上昇、全国的に25℃以上の夏日というところが多くなりそうです。

気象庁の予報では、14日(日)の予想最高気温は九州から東北まで広く夏日となる予想で、仙台では今年初めて、東京25℃と今年2回目の夏日が予想されています。

【14日(日)の予想最高気温】(10日11時予報)
福岡25℃ 広島24℃ 鳥取25℃ 
大阪25℃ 京都27℃ 名古屋26℃ 
岐阜27℃ 甲府26℃ 東京25℃ 
前橋27℃ 福井24℃ 福島26℃ 
仙台25℃ 山形25℃ 盛岡24℃ 
札幌17℃

週末のお花見は薄着でいいくらいになりそうですが、朝晩は10℃前後。場所取りや夜桜には上着を忘れずに

■お花見で使える小ネタ集

散り始めのサインは花の真ん中の色   写真:アフロ

・サクラの開花とは  標本木で5〜6輪以上の花が開く(気象庁の定義)

・サクラの満開とは  標本木で8割以上開花すると満開(気象庁の定義)

・サクラ散り始めのサインとは
  サクラの中心に注目。開花したては黄色っぽく見えますが、
  真ん中がピンク色になっていくと、そろそろ散り始めるサイン

・サクラ開花「600℃の法則」とは
  2月1日から最高気温を足していき600℃に達すると開花する。
  過去を見ると約7割は600℃に達する前後3日以内に開花していて精度が高い。

・温暖化の影響
 サクラの開花日は10年に1.0日の変化率で早くなっている。
 東京の現在の開花平年日は3月24日。これは1991年から2020年の30年間を
 平均したものですが、1つ前の平年値(1981年〜2010年)は3月26日だった。
 (気象庁:日本の気候変動2020より)

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