■関東〜西日本は季節先取りの陽気続く
きょう23日(木)も関東から西日本にかけては高気圧に覆われて、朝からよく晴れています。日中は3月並みの気温となるところが多く、特に西日本では春先のようなポカポカな日差しが降り注ぎそうです。
あす24日(金)にかけてはこの暖かさが続く見通しですが、もしかしたら沖縄では今年初めて25℃以上の夏日となり、暖かいを通り越して暑いくらいになるかもしれません。
札幌 4℃(−1)3月中旬並み
秋田 6℃(−1)3月上旬並み
福島 11℃(±0)3月中旬並み
金沢 12℃(+2)3月中旬並み
東京 12℃(−1)2月下旬並み
静岡 16℃(+2)3月下旬並み
大阪 14℃(+2)3月中旬並み
広島 14℃(+1)3月中旬並み
福岡 15℃(+1)3月中旬並み
那覇 22℃(+1)3月中旬並み
■北日本や沖縄は雷雨に注意
一方で北日本や沖縄にはそれぞれ低気圧が近づきます。大気の状態が不安定となる東北の日本海側や北陸、沖縄は落雷に注意が必要です。
また、北陸や東北でも気温が高いため、平地では雨が主体となり、山沿いでも雪混じりの雨や湿った雪となりそうです。
未明に大きな地震があった福島県周辺の豪雪地帯では雪が崩れやすくなっていますので、なだれが発生しやすい急斜面にはなるべく近づかないようご注意ください。
■北海道の少雪エリアで雪強まる 週末は本州も寒の戻り
あす24日(金)は低気圧が停滞する北海道で雪が降りやすくなります。
きょう23日(木)午前11時時点では帯広、釧路、根室の積雪は0cmとなっていますが、あさって25日(土)にかけてはこのような雪の少ない道東エリアでも雪が強まり、一気に積もる恐れがあります。週末のお出かけは交通障害に注意が必要です。
また、週末は東〜西日本で少し寒さが戻ります。今週は3月並みの暖かさが続いたところも多かったため、服装にお気を付けください。
次のページは
■来週は春の嵐のち冬の嵐?■来週は春の嵐のち冬の嵐?
27日(月)〜28日(火)は低気圧が発達しながら日本列島を横断する見込みで、少し荒れる恐れがありますが、南風で暖気が流れ込むため28日(火)の東京の最高気温は15℃と桜が咲くころの暖かさが予想されているほか、東北の山沿いでも雪ではなく雨になる可能性があります。
その後、来週の半ばには強い冬型の気圧配置となり、日本海側では雪が強まりやすくなりそうです。
気温変化が大きいと重たい雪が崩れ、非常に危険な「全層なだれ」が発生する恐れもあるため、ウィンタースポーツを楽しむ際は危険な場所に立ち入らないなど十分な注意が必要です。


