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きのう27日(木)からきょう28日(金)にかけて、山火事の発生地域で期待されていた雨が降り、鎮火に向けて大きな一歩となりました。24時間で降った雨の量は宮崎で36.0ミリ、愛媛県・今治で28.5ミリ、岡山で同じく28.5ミリで、今月初めに大船渡の山火事鎮圧につながった27.5ミリを上回る、まとまった雨量となりました。宮崎の山火事はすでに鎮火が発表されていますが、今治と岡山もこの雨で鎮火につながることが期待されます。
■雨のあとは大幅気温ダウン
まだ3月だというのに各地で30℃以上の真夏日が観測され、記録的な暑さが続いていた日本列島に寒さが戻ってきます。きょう28日は金沢の予想最高気温が12℃(前日より16℃も低い!)など、日本海側を中心に大幅に気温が下がる予想です。一方、東京都心の最高気温は正午現在で24.8℃と5月下旬並みとなっています。関東や東海ではまだ汗ばむ陽気が続きそうです。
■東京都心も29日(土)から大幅気温ダウン 桜は長持ち?
29日は各地で前日に比べて大幅に気温が下がる予想です。特に雨が降る関東は15℃くらい気温が下がる予想で、東京都心の日中の気温は一けた台に留まりそうです。西日本から東日本では桜の満開発表も目前で、週末には見ごろを迎えるところが多くなりますが、お花見に行く際は上着が必要となります。また、来週は短い周期で天気が変わり、花曇りとなる日もありそうです。お花見には天気と気温のチェックが欠かせません。上着と折り畳み傘をもって楽しみましょう。


