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各地で桜が満開になっていますが、関東から九州ではそろそろ桜シーズンも終盤です。今週の天気予報には、夏をイメージするような「雷雨」や「夏日」という言葉が出てきます。季節は春から初夏へ、少しずつ進みます。
きょう7日(月) 東〜北日本 不安定な天気
東日本から北日本は、上空にこの時期としては強い寒気が流れ込むため、大気の状態が不安定です。エリアは限定的で、降る時間も一時的になる見込みですが、急な雷雨や突風、ひょうなどのおそれがあります。日差しが届いていても、折りたたみ傘があると安心です。一方、東海から九州・沖縄は穏やかに晴れて春の暖かさです。過ごしやすい1日になるでしょう。
あす8日(火)〜9日(水) 過ごしやすい陽気に
週前半は、関東から九州で穏やかな天気になります。強い日差しのもと気温が上がり、九州など西日本では25℃以上の夏日になる所もあるでしょう。湿度は低めでカラッとしているため、過ごしやすい陽気になりそうです。ただ、あす8日(火)は、北日本と北陸は不安定な天気が続きます。昼過ぎから夜にかけては、急な雨や雷に注意が必要です。桜は満開のあとで、桜吹雪となる所も多くなってきますが、あさって9日(水)までは、まだまだお花見を楽しめるでしょう。
10日(木)〜11日(金) 桜に試練の雨風
週後半は、全国的に天気が崩れる予想です。低気圧や前線が列島付近を通過し、全国的に雨や風が強まる可能性があります。10日(木)は、西から天気が崩れ、西日本を中心に雨風が強まりそうです。この雨雲が、11日(金)に東日本や北日本にも広がる見込みです。桜にとっては試練の雨風で、西日本や東日本では、この雨風で散ってしまう所も多くなるかもしれません。ただ、雨でも先週のような寒さにはなりません。今週は最高気温が20℃以上で、春本番の暖かさが続く予想になっています。




