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クマと格闘したのは、お寺の住職でした。その時、助けてくれた住職の愛犬・チコちゃんがとった行動とは。
■体長1.6mのクマに襲われる
クマと格闘した男性
「こんな筋肉あるけど太刀打ちできません。(クマは)本当にすごい、何にもできない。悔しいくらい抵抗できませんでした」
「こんな筋肉あるけど太刀打ちできません。(クマは)本当にすごい、何にもできない。悔しいくらい抵抗できませんでした」
クマと格闘となった男性は、ボディービルの大会に出場するほど日々、体を鍛えていました。筋トレしている場所、実は新潟県五泉市にある永谷寺です。男性はこの寺の住職で、地元では知られた人物だったのです。
新潟では、この2カ月で「クマの目撃情報」などがおよそ180件寄せられ、警戒が呼びかけられていました。そんななかでした…。
永谷寺住職 吉原東玄さん
「(私が)向こうから山から」
「(Q.住職が向こうから?)そうそう山から下りて来た。(クマが)ここからバーッと来て…」
「(私が)向こうから山から」
「(Q.住職が向こうから?)そうそう山から下りて来た。(クマが)ここからバーッと来て…」
住職は1歳・オスのビーグル犬「チコちゃん」と散歩中、体長1.6メートルのクマに突然、襲われました。
「(クマが)足のところに来たから私も腰が抜けたようになって、足で蹴っ飛ばして…」
住職はクマに襲われ、転倒し右肩を脱臼…その時でした。
「この子(愛犬)が応戦というか、ほえて追い払ってくれた。すごい鳴き声だから、ビーグル犬だから。クマもおじけづいてひるんで逃げて行った」
愛犬「チコちゃん」が住職の危機を救ったといいます。
「命の恩犬ですか、恩犬ですよ。お寺に戻ってきて号泣しながら抱きしめました。彼(チコちゃん)に感謝しかないですよ」
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