1
将棋の藤井聡太王座(竜王、名人、王位、棋聖、棋王、王将、22)への挑戦権を争う第73期王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦が6月4日に行われ、伊藤匠叡王(22)が永瀬拓矢九段(32)に千日手指し直しの末に勝利し、4強入りを決めた。
伊藤叡王と王座経験者の永瀬九段が激突した2回戦。注目の一戦は、角換わりの出だしから互いに早いスピードで指し進められ、対局開始から55分後の午前10時55分に千日手が成立。波乱の出だしとなった。
指し直し局では先後を入れ替えて伊藤叡王の先手番に。後手の左美濃模様から激しい攻め合いとなり、一進一退の攻防戦が繰り広げられることとなった。ABEMAの中継でテキスト解説を担当した井田明宏五段(28)は、「中盤で先手が桂馬を取らせたのが好判断。先手玉が安全になったことが大きく押し切ることとなった。後手の敗着がすぐには分からない難解な将棋だった」とポイント解説。伊藤叡王は強敵の永瀬九段を破り、4強入りを決めた。
第73期王座戦は、ベスト4が決定。伊藤叡王、名誉王座資格保持者の羽生善治九段(54)、屋敷伸之九段(53)、広瀬章人九段(38)が藤井王座への挑戦権を争う。
また、今期の王座戦開幕局は9月4日、シンガポール・セントーサ島の「アマラ・サンクチュアリ・セントーサ」で行われることが決定。藤井王座の挑戦者として海を渡るのは誰か、今後のトーナメントの進行からも目が離せない。 (ABEMA/将棋チャンネルより)
広告
