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北海道の森の奥に違法に作られた“謎の階段”が見つかりました。誰が何のために作ったのか。その奥にあったものは。
森の奥“謎の階段”見つかる
外国人の人気観光地で四季折々の自然が楽しめる北海道・ニセコ。その一角にある森林が切り開かれていました。
現場に行ってみると、細く丸い木で階段が作られ、金属のパイプの手すりも設置されています。
階段の先には、一体何があるのでしょうか?
その先には小屋のような建物があります。周辺には切り倒された木が散乱していました。
この一帯は「森林として利用すべき土地」で、伐採を行う場合はニセコ町に届け出が必要なのですが、その届け出がされていませんでした。
周辺住民
「開発がただもうけだけの感じで、あちこち勝手に進められているから本当にいいのかなと。木は1年や2年で育つものじゃないから残しておきたい」
「開発がただもうけだけの感じで、あちこち勝手に進められているから本当にいいのかなと。木は1年や2年で育つものじゃないから残しておきたい」
伐採を依頼したという土地所有者の中国人の女性に“なぜ届け出をしなかったのか”聞くと。
伐採を依頼した土地所有者の中国人女性
「ゴールデンウィークだったから申請を出さなかった。このことも役場に報告しまして」
「ゴールデンウィークだったから申請を出さなかった。このことも役場に報告しまして」
女性によると、森の奥には湧き水があり、その近くにある建物の修繕をするために階段を作りたかったといいます。
「(Q.今後は何かやる予定は?)やる予定はない。一応(建物の)修理だけ。一番上の方が腐って水も出なくなったので修理の作業」
伐採をしていたのは、中国人が代表を務める東京に本社を置く企業。
ニセコ町は伐採の停止を求めていて、今後、森の復旧を求める方針です。
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