■東海地方で線状降水帯発生の恐れ
日本海に向かう湿った空気と太平洋高気圧の縁を回る湿った空気が、西日本と東日本の太平洋側で合流しています。上空寒気の影響も加わり、台風5号からは離れた地域で大雨となっていて、今後雨雲が組織化すると、局地的には猛烈な雨が降る恐れがあります。
気象庁は、きょう(月)夜からあす昼前にかけて、東海地方で線状降水帯が発生する恐れがあるとして警戒を呼び掛けています。対象地域と期間は以下の通りです。
三重県 きょう(月)夜〜あす15日(火)明け方
岐阜県 きょう(月)夜〜あす15日(火)朝
愛知県 きょう(月)夜〜あす15日(火)朝
静岡県 きょう(月)夜遅く〜あす15日(火)昼前
線状降水帯が発生すると大雨災害の危険度が急激に高まり、周囲の状況が一変します。雨のピークがちょうどお休みの時間にあたりますので、自治体からの避難情報を確認し、きょう(月)の明るいうちに少しでも安全な場所に移動するようにしてください。自宅にとどまる場合には、崖からは離れた部屋で、できるだけ建物の2階以上でお休みになることが大切です。
■台風5号は関東・東北沖を北上後、北海道上陸か
一方、台風5号は、きょう(月)夜にかけて関東や東北の沖合を北上する見込みです。発生当初の予想より発達傾向で、関東や東北に近づくときには暴風域を伴う見通しとなりました。沿岸部では瞬間的に35m、看板が落下したり、飛散するような非常に強い風が吹く恐れがあります。帰宅ラッシュの時間には交通機関に影響が出る恐れもあります。
その後、あす15日(火)明け方には、北海道に上陸する可能性が高まっています。
1951年の統計開始以降で、台風が北海道に直接上陸したのは6回しかありません。直近は2016年で、この時は土砂災害や家屋の浸水、河川の氾濫など大きな被害が出ています。今回も総雨量が100mm超えと、7月ひと月分を上回る雨が数時間で降る恐れがあります。大雨災害に厳重な警戒が必要です。
■フェーン現象 日本海側で危険な暑さに
強い南風によるフェーン現象により、日本海側では猛暑日が続出する見込みです。きょう(月)は、福井で37℃と体温を超える気温が予想されています。熱中症警戒アラートは、富山県、石川県、福井県、大分県、沖縄本島地方に発表中です。無理をせずに冷房を使用する、のどが渇く前に水分補給する、休憩をこまめにとるなど、熱中症にくれぐれもご注意ください。




