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雨雲レーダー 15日(火)11時
台風5号は15日(火)午前2時ごろ北海道えりも岬付近に上陸し、午前9時には千島近海で温帯低気圧に変わりました。きのう(月)から台風と寒冷渦の影響で、全国的に大気の状態が不安定となり各地で激しい雷雨となりました。15日(火)昼にかけては東海地方で線状降水帯発生の恐れがあると気象庁が警戒を呼びかけていましたが、予想されていた期間に線状降水帯は発生しませんでした。ただ東海地方は激しい雨となり、静岡県内や岐阜県内では突風被害が発生するなど影響が出ています。
■この先は雷雨のち猛暑
日本の東にある夏の高気圧、太平洋高気圧がこのあと西に勢力を広げます。この高気圧の縁では、湿った空気が流れ込むため激しい雷雨となりやすいのですが、高気圧が西に強まるとともに雨の範囲も西に移動します。そのため、あさって(木)にかけて西日本や東日本を中心に、まだ雷雨に注意が必要です。ただ18日(金)になると高気圧が九州付近まで広がり列島を広く覆います。こうなると安定して晴れてきますが、覆うのは夏の高気圧。暑さは厳しくなります。週末以降は再び35℃超えが続出となりそうです。この晴れるタイミングで、関東甲信や北陸、東北も梅雨明けの発表があるかもしれません。
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