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四国に線状降水帯予測情報
気象庁はきょう(木)四国に対して線状降水帯予測情報を発表しました。高知県と徳島県では17(木)の昼過ぎから夜遅くにかけて線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
7月に入り線状降水帯予測情報が西日本だけでなく東海や関東などに相次いで発表されています。しかし、対象地域にいてもどうしたらいいかわからない方も多いと思います。この情報はすぐに避難を促すものではありません。大雨災害に対する危機感を早めにもってもらい、ハザードマップや避難所、避難経路の確認を行ってもらうことを目的としています。
自治体が発令する避難情報や気象庁が発表する大雨警報やキキクルなどの防災気象情報を活用し、自らの判断が重要です。より一層の心構えをして、自治体や気象庁からの情報に注意を向けていきましょう。
東海や近畿も土砂災害に警戒
湿った空気が流れ込み続けた影響で東日本から西日本はすでに大雨となっています。山梨県や静岡県、三重県ではここ3日間で平年の7月1カ月分を超える雨が降ったところがあり、地盤が緩んでいる恐れがあります。少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。
あす(金)にも関東甲信などで梅雨明けか
大雨のエリアが西日本に移る一方、関東甲信は夏の太平洋高気圧に覆われて天気は次第に回復していきます。あす(金)以降しばらく晴れが続き、いよいよ関東甲信や北陸、東北でも梅雨明けとなりそうです。そして、たっぷりの日差しとともに猛暑がやってきます。
今週末からの3連休は東北から九州で35℃以上の猛暑日が続出して、連日の危険な暑さということになりそうです。屋外はもちろん、車の中は特に高温となりやすいので短い時間でもこどもやペットを残して離れないようにしてください。
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