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■今年2回目の猛暑ピークに
日本列島は今年2回目の猛暑のピークを迎えています。きのう21日は猛暑日が7月7日以来2週間ぶりに200地点を超えました。きょう22日(火)からあす23日(水)も200地点前後が予想されていて、厳しい暑さが続く見通しです。この暑さで、きょうは熱中症警戒アラートが30都道府県に出されました。30以上になるのは7月9日以来です。

30都道府県に熱中症警戒アラート
■40℃に迫る北海道 クーラー保有率は約4割
特に危険な暑さになるのが大幅に気温が上がる北海道です。太平洋高気圧の縁を回って、大陸の非常に暑い空気が流れ込むことに加えて、北海道東部ではフェーン現象の効果が大きくなるため40℃に迫る暑さとなる見込みです。気象庁の予報では北見市できょうが38℃、あすは39℃と予想されています。もし北海道で40℃になれば観測史上初めてのことです。ウェザーニュースが2021年に実施したアンケートでは北海道のクーラー保有率は42%で半数以上が持っていませんでした。冷房無しでは危険な暑さとなります。大型商業施設や図書館、公民館などエアコンが効いた場所で過ごすことも考えてください。
■熱中症の前兆とは?
熱中症には前兆現象があります。のどの渇きを感じた時にはすでに脱水症状が始まっている恐れがあります。また、足がつる、めまい、頭痛といった症状が出た場合も熱中症を疑って涼しい場所で過ごすようにして下さい。症状が治まらない場合は早めに医療機関を受診することが大切です。

熱中症の前兆
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