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“墓参り”で熱中症になり、亡くなる人がいます。新潟県五泉市では今月4日、60代の男性が墓の草刈りから帰宅後、自宅で倒れ、熱中症の疑いで亡くなりました。
“暑さ”のため、墓参りを断念する人が増えています。
東京・八王子市の山の中腹にある墓地。先祖代々の墓を丁寧に清掃しているのは、墓参りの代行業者です。去年より1.5倍から2倍の問い合わせが増えました。理由の多くが、暑さです。
高尾の便利屋 小原代表
「1年以上ほったらかさないと、本来、(雑草は)あそこまでならない。やっぱり暑さと異常気象の問題じゃないですかね」
「1年以上ほったらかさないと、本来、(雑草は)あそこまでならない。やっぱり暑さと異常気象の問題じゃないですかね」
今年は、真夏の暑さが前倒しでやってきたため、例年になく草木が茂っているそうです。高齢者には重労働です。
8日、依頼した70代の夫婦の自宅は、墓地まで車で30分ほど。夫は免許を返納し、妻は病気で点滴を手放せないことで、この2年は、墓参りに行くことができないでいます。
墓参り代行を依頼した神田見さん(77)
「今回もお盆だから、できたら行きたいなと思っていたが、何かあったら困るということで」
妻・操さん(78)
「(Q.体が回復したらお墓参りしたい)もちろん。やっぱり気になりますよね」
「今回もお盆だから、できたら行きたいなと思っていたが、何かあったら困るということで」
妻・操さん(78)
「(Q.体が回復したらお墓参りしたい)もちろん。やっぱり気になりますよね」
代行業者からの報告は、写真で確認します。
墓参り代行を依頼した神田見さん(77)
「お墓ですから、故人の家ですから、きれいにしてあげたい」
「お墓ですから、故人の家ですから、きれいにしてあげたい」
高尾の便利屋 小原代表
「(Q.高齢者が墓前で手を合わせるだけでも)危ないと思う。毎年、40度近くになることを考えると、耐えきれない。去年までできていたけど、今年の異常な暑さは、命の危機を感じると依頼されることが多い。毎年、こんな感じだと、来年、どうなるか心配」
「(Q.高齢者が墓前で手を合わせるだけでも)危ないと思う。毎年、40度近くになることを考えると、耐えきれない。去年までできていたけど、今年の異常な暑さは、命の危機を感じると依頼されることが多い。毎年、こんな感じだと、来年、どうなるか心配」
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